離乳食(~0歳05ヶ月)

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離乳食の開始時期

 生後5~7ヶ月にかけて哺乳反射が消失していく過程で、スプーンを口に入れても舌で押し返さなくなってきます。厚生労働省の調査では、離乳食の開始は、5~6ヶ月で9割程度です。月齢以外の指標としては以下の通りです。

・スプーンを口に入れても舌で押し出さない
・口が閉じられる
・首がしっかり据わっている
・食べ物/食事に興味を示す
・支えてあげると座れる

 離乳食はこれから始めることですが、離乳食の困り事を先に知っておくと心の準備ができるのでここで挙げておきます。

  1. 作るのが大変
  2. 子供が噛まずに丸呑みする
  3. 食べる量が少ない
  4. 食べさせるのが大変
  5. 授乳と離乳食のバランスが正しいか分からない

 離乳食の困り事は、保健所や市町村の保健センターで相談できます。市役所/区役所でも栄養士等に繋いでもらい、相談することができます。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/3742
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000134460.pdf
http://www4.kcn.ne.jp/~n-eiyou/top/ny-syokuji/leaflet-1.pdf

 かなりボリュームがありますが、厚生労働省では授乳・離乳の支援ガイドというものを出しており、参考になる内容が書いてあります。

参考リンク:
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html
http://ir.tokyo-kasei.ac.jp/metadb/up/kasei/2012_0232.pdf

離乳食のガイド

 月齢毎の食材や調理方法・注意点を簡単にまとめた資料が各所で公開されているのでチェックしてみるっと良いでしょう。

参考リンク:
http://www4.kcn.ne.jp/~n-eiyou/top/ny-syokuji/leaflet-1.pdf

 最初は1日1回の頻度で、母乳やミルクを与えていたタイミングで代わりに与えていきます。なるべく午前中の病院が開いている時間に与えると、万が一アレルギー反応が出ても病院に連れて行けます。食事の量が足りているかどうかは成長曲線のグラフで評価し、体重増加が見られず曲線の傾きから外れていく場合は医師に相談しましょう。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/3742
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html

 この月齢では味覚が未発達で、甘みと旨味しか感じないため、調味料は不要です。また、この月齢では舌は前後にしか動かせず、口の中で唾液と混ぜられないため、唾液と混ぜなくても飲み込める状態で口に入れる必要があります。食べさせるときは口に突っ込むのではなく、下唇にスプーンを当てると食べる子が多いようです。うちの場合は食欲旺盛で勝手に口を開けました。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/3743
https://www.sukusuku.com/contents/qa/8738
https://www.sukusuku.com/contents/qa/8737

避けるべき食材

 最近は有名ですが、蜂蜜や黒糖は乳児ボツリヌス症を発症する可能性があるので1歳までは与えてはいけません。また、誤嚥しやすい食材(ナッツ類・飴・ポップコーン・切っていないブドウやプチトマトなど)も2歳くらいまでは避けた方が良いです。牛乳も授乳・離乳食の摂取量が減って鉄分等が不足したり、腎臓に負担がかかるため1歳までは避けた方が無難です。

参考リンク:
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/19-%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%A7%91/%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%85%90%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E4%B9%B3%E5%85%90%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%82%A2/%E4%B9%B3%E5%85%90%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%9B%BA%E5%BD%A2%E9%A3%9F
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/topics/topics_001/

アレルギー

 以前は食物アレルギー発症予防のために離乳食の開始時期を遅らせることを推奨していた時代もありましたが、近年の研究では、アレルギーと関連がある湿疹が酷くても、卵やピーナッツ等のアレルギーを発症しやすい食物を除去すると、そのアレルギーの発症が増加することが分かっています。湿疹に食物が直接触れることはマイナスですが、食事は除去せず摂取し、皮膚には適切なケアをしていくことが重要です。ただし、アレルギーが発症してしまった場合は医師の指示に従って食物除去も必要になる場合もあります。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/60972
https://www.sukusuku.com/contents/qa/8646
https://www.ncchd.go.jp/center/activity/kokoro_jigyo/manual.pdf →P30
http://www4.kcn.ne.jp/~n-eiyou/top/ny-syokuji/leaflet-1.pdf

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2019年11月21日~0歳05ヶ月

Posted by 2dice