授乳(~0歳01ヶ月)

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書籍・サイトの紹介

 母乳で授乳すると決めた方は、まずはこの本を読むことをおすすめします。エビデンスに基づいた実用的な情報をまとめるというコンセプトはこのサイトに近いですが、WHOの英語の国際ガイドラインを読み解いてまとめているので、私の出る幕はないと感じます。

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 本はちょっと、、、という方は、この方が書いているブログもあります。構造化されていないので見づらいですが、かなり助けられました。

https://rikei-ikuji.com/

 ただしWHOのガイドラインは、衛生的な水でミルクを作れない途上国でも当てはまるように配慮して作られているため、それを差し引いて見た方が良いかもしれません。

ミルク派・混合派

 不本意でミルクで育てる、母乳と混合にするという方は下記リンクに目を通すことをおすすめします。ミルクでもミルクでも統計をとったら偏りが出る程度の差です。個人差の方が圧倒的に大きいです。

参考リンク
https://ex.yahoo.co.jp/buzzfeedjapan/medical/5.html
https://synodos.jp/science/15855/2

 0歳から保育園に入れる場合はミルクも飲めるよう、ほ乳瓶で飲む練習もしておいた方が良いです。飲ませるミルクの銘柄によって味が違うため、可能なら入園予定の保育園で使用しているミルクに合わせた方がスムーズかもしれません。

 2019年から待望の液体ミルクが発売されました。状況に応じて積極的に活用していきましょう。

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→赤ちゃん本舗

母乳の量

 母乳で授乳すると決めた方は、1回あたりに新生児が飲む母乳の量を病院で教えてもらったかもしれません。生後2週間まではだいたい10ml×生後日数と言われています。それ以降は4週目まで100ml〜120ml×6〜7回ですが、どちらかというと体重増加が成長曲線の傾きとだいたい合っているかが重視されます。

参考リンク
https://cawaiku.com/child/0-old/newborn-weight-graph-1217
https://cawaiku.com/child/0-old/newborn-weight-1389
http://www.shc.usp.ac.jp/shibata/H16-18.I-13.pdf
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17b-1.pdf
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000643.html
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/19-%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%A7%91/%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%85%90%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E4%B9%B3%E5%85%90%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%82%A2/%E4%B9%B3%E5%85%90%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A

 母乳が足りているかは、授乳回数や排尿回数・新生児の満足感など曖昧な指標が示された方が多いかと思いますが、そんなんわかんねーよという方は、ベビースケールの購入をお勧めします。母乳が足りてないのでは?という不安が心労になるくらいなら買っても損は無いと思います。使っても数ヶ月ですので、レンタルという手もあります。実際には毎回測っていられないので、1日1回くらい測ればだいたい感覚が分かるかと思います。1回の量が少なくても頻回授乳で体重が増えていくようでしたら継続すれば母乳の分泌量が少しずつ増えていくことが多いようです。

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授乳時間

 母乳の場合、欲しがるだけあげるという指導がされることが多いですが、片側15分以上は切り上げた方が良いようです。「欲しがるだけ」といわれたので1時間くらいあげてたらあげすぎと怒られました。理不尽。

 ミルクの場合、規定された量を上げるようにしてください。この時期は満腹中枢がないため、上限はあなたがコントロールする必要があります。ただ、あげすぎても吐き戻すことで調整されるので、体重が増えすぎない限り、あげすぎても大した問題はありません。不安であれば体重増加が成長曲線の傾きとだいたい合っているかを確認しながらすすめると良いかと思います。

参考リンク
https://cawaiku.com/child/0-old/newborn-weight-graph-1217
https://twitter.com/awaguni_deko8/status/1058510873055113216

授乳の安定

 授乳は母子ともに不慣れですので、お互いにコツを掴んで吸啜がしっかりできるのに3ヶ月程度かかると言われています。あなたが今うまくっていないと感じるのは普通です。また、生後3ヶ月頃になると満腹中枢が発達してくるため、授乳パターンが変化する事があるようです。うちは安定してはスランプになり、、、ということを繰り返していました。

参考リンク
http://yuiku-clinic.com/kuwahara/archives/233
https://www.sukusuku.com/contents/1222

 授乳の量やタイミングが母乳の出る量・タイミングと合わないことは当然あります。そのようなときは搾乳する事で詰まりや痛みがなくなり母乳の生成がスムーズになります。目安は3〜4時間に1回といわれています。搾乳した母乳はすぐに密閉し常温なら6時間程度、冷蔵庫に入れれば24時間ほど保存できます。冷蔵母乳を使うときは短時間にお湯で温めて与えます。

参考リンク
http://static.abbottnutrition.com/cms-prod/abbottnutrition.com/img/pumpingstoring-japanese.pdf
https://www.sukusuku.com/contents/17575

 搾乳は重労働で手が筋肉痛になるので、電動や手動の搾乳機を購入する事をお勧めします。パートナーの決済が下りなければ夜間だけでもパートナーに搾乳してもらいましょう。大抵2〜3日で承認がもらえます。

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母乳の与え方のバリエーション

 この分野は私には荷が重いので、悩んだら下記リンクに目を通してみることをおすすめします。いずれにせよ試行錯誤は必要になりますが、1つの指針になるかと思います。

参考リンク
https://rikei-ikuji.com/?p=9032
https://rikei-ikuji.com/?tag=positioning
https://rikei-ikuji.com/?tag=positioning

授乳後のゲップ

 背中をさすって出ないときは、こちらがかなり有効でした。これでダメなら諦めていました。
https://twitter.com/yoon_0804_yoon/status/924460240887615488

参考リンク:
https://twitter.com/awaguni_deko8/status/1071972482494554112

母乳栄養児のビタミンD欠乏

 もともと日本人妊婦はビタミンD欠乏症リスクが高く、日焼け止めや日光を避けるライフスタイルも相まって、母乳栄養児もビタミンD欠乏に陥りやすいです。長時間の直射日光による日光浴は新生児の皮膚への害が大きいですが、適度な日光浴が推奨されます。母親のビタミンDサプリの摂取も有効です。3ヶ月くらいまでは、紫外線による肌荒れや感染症の心配、首が据わっていないこともあるので、日中無理に外に連れ出さず、天気の良い日に窓を開けて外気浴をするか、日差しの弱い時間に数分間日差しにさらす程度が良いそうです。

参考リンク
http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/2008/news6/080331_1.htm
http://medg.jp/mt/?p=7843
https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=1190
https://www.juntendo.ac.jp/hospital_nerima/albums/abm.php?f=abm00003302.pdf&n=%E3%81%8F%E3%82%8B%E7%97%85%E3%83%8F%E3%80%93%E3%83%B3%E3%83%95%E3%80%80%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%94%A8vol.2.pdf
https://twitter.com/awaguni_deko8/status/1074521811663052800

その他リンク集

http://halproject01.blogspot.com/2018/06/blog-post.html
↑母乳育児・離乳食情報の項

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2019年12月2日〜0歳01ヶ月

Posted by 2dice