事故(~1歳)

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救急

 救急車を呼ぶ必要がある場合、とにかく周りの人に”名指し”で助けを求める事が重要です。”誰か”、ではなく特定の人にロックオンして”あなた”を捕まえてください。

 手伝ってくれる人が来たら救急車を呼びます。固定電話がある場合はその方が対応が早いですが、無ければ携帯電話でも構いません。救急である事を伝え、住所や場所の目印・子供の状況・意識の有無・年齢性別・親の名前と電話番号を聞かれた順に伝えます。住所は電信柱や自動販売機に記載されていることが多いです。

 病気や事故で意識がない・呼吸がない・多量の出血がある場合、救急車が来るまでの間に心肺蘇生をする必要があります。詳細はリンク先にありますが、なるべく多くの人に手伝ってもらいましょう。人が多い方が知恵が出ます。

 救急車が来るまでに母子手帳や保険証・乳児医療証・オムツ・着替え・現金などを用意して、家の中であれば救急隊が見つけやすいよう、外に誰かを立たせておいたり玄関を開けておいたりしましょう。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/qa/727
http://www.sukusuku.com/contents/11145
https://www.sukusuku.com/contents/11146

~0歳01ヶ月 病気の記事も参考になると思います。

応急手当

 子供の怪我は15歳くらいまでは外科よりも小児科を受診しましょう。夜間の場合は#8000へ電話すれば対処の仕方や受診できる病院を教えてくれます。

・出血のある怪我

 まずは傷口を水道水で十分に洗い流し、砂やゴミを除去しましょう。

 範囲が広い擦り傷の場合、密閉タイプの絆創膏で傷全体を覆うように貼ります。

 傷が深い場合、洗浄後に清潔なタオル等で傷口を押さえ止血します。傷が縛れる箇所にある場合(指など)は指先が冷たく白くならない程度に縛ります。出血が酷い場合、傷口は心臓より高い位置にして安静にし、5分以上出血の勢いがおさまらない場合は救急車を呼びましょう。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/11148

・打撲

 特に頭部の打撲が多いです。まず意識があるかどうかを確認しましょう。泣かない・ぐったりしている等の異常があればすぐに救急車を呼びましょう。出血がある場合は上記の怪我と同様に処置します。

 こぶがある場合はポリ袋に水氷を入れ空気を抜いて口を縛り患部に当てます。空気があるとその部分では冷やせないので空気は抜きましょう。冷えピタ等は効果ありません。こぶが膨らんできたり柔らかかったりした場合、内出血が広がっている可能性もあるため速やかに受診しましょう。

 打撲した日は湯船につかるのは避けましょう。悪化の危険があります。数時間は嘔吐や意識の有無に注意し、異常があれば受診しましょう。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/11148

・やけど

 子供は皮膚が薄いため重篤なやけどになりやすいです。子供の手のひらの大きさ以上の範囲をやけどした場合は受診しましょう。

 やけどした場合は流水で冷やす増す。ボウルに水を流しながら、患部をボウルに浸し、10分程度冷やします。直接流水を患部に当てると皮膚を傷付ける恐れがあります。

 移動が必要などの理由で流水での処置ができない場合、ポリ袋に氷水を入れ空気を抜いて縛り、清潔なタオルなどでくるんで氷のうを作って冷やすといいでしょう。

 服の上からやけどした場合、服を着せたままシャワー等の流水で冷やします。患部と接触していない部分は擦れないよう脱いだり切除して構いません。体が冷えないようタオル等でくるみ、患部を氷のうで冷やして受診しましょう。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/11147

・窒息(誤嚥)

 声が出せず咳き込んだり、顔色がみるみる青くなるなど、窒息の症状が出た場合、喉の奥に何かが詰まっている可能性があるため、リンク先のように下を向かせて肩甲骨の間を思い切り叩いたり、横隔膜を一気に締め上げ吐き出させます。

 ピーナッツや豆・調味料の中蓋・ミニトマトなどは誤嚥しやすいため、誤って口に入れないよう注意が必要です。鼻に詰めて遊んでいて吸い込むこともあります。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/11147

事故後の心のケア

 事故後は強い恐怖心が残り、よく泣いたり、うなされて起きたりする場合があります。体の生活リズムを整え、いつも以上にスキンシップを取り、体を動かして遊ぶ事で徐々に回復していく場合が多いようです。

参考リンク:
https://www.sukusuku.com/contents/11140

喉突き

 歯みがき中の喉突き事故は1歳が最も多く、3歳までにはほぼ無くなってきます。歯ブラシは保護カバーなど安全対策された子供用歯ブラシを使用し、歯みがき中は床に座らせて目を離さずに磨かせるようにしましょう。仕上げ磨きは仕上げよう歯ブラシを使用しますが、絶対に子供には持たせないようにしましょう。

参考リンク:
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170215kouhyou_1.pdf

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2019年11月21日~1歳

Posted by 2dice